「古莊の雑感」


気ままな独り言、勝手に綴ってみますが…
私の ‶ 人となり ” の一端を知って頂けたら嬉しいです。



TV見ながらなんだか涙がこぼれた…

「のどじまん The World」
日本語での歌を得意とする諸外国の歌好きが、各々の国での予選を勝ち抜き来日し競う番組。

沢山の参加は皆中々のものだが、ペルーから伝統楽器持参の男三人組「リチャリー」は美空ひばりの“愛燦燦”を、またジャマイカからの五人組「ジョン&ジャポニカシンガーズ」はAIの“みんながみんな英雄”を、そしてインドネシアからの十五人「カトゥリティワ」これまた伝統楽器持参でSMAPの“世界にひとつだけの花」をそれぞれ絶唱。

素晴らしいその歌声と雰囲気に不覚にも涙が…。
まだまだ素晴らしく楽しみな熱唱を聴けそうだ。170513♪


歳を取ったのかなあ?

映画(DVD)鑑賞すれば、例えば自分の20歳代時の景色=町だったり車の種類やら、劇中画面に映るTVCMの時代性=に、所謂安心感を覚えるのは矢張り歳をとったと言う事(=経年劣化)なのだろうか…?

森山直太朗氏の「さくら」は時代を超えた安心感を貰える。
彼の母上は言わずもがな昭和からの歌姫森山良子さんであるから、昭和の薫り感ずる事、それは当然かもしれないが、何だろうか、今年52歳を迎えるにあたり己にとっての安心感とか、共感とかは何だろうか…?とふと思うこの数日。

所謂クラシック音楽を演奏を稼業とする者としては桜の花眺めつつ、時代の流れと己の位置との差異に自問自答繰り返すすのだが…。170406♪


迎賓館見学・結構楽しめた

2月14日、迎賓館赤坂離宮入場整理券の抽選に当たり見学に行った。
「絢爛豪華」「眩いシャンデリア」「日本建築技術の誇り」等々、日常生活に無い言葉ばかりが浮かんだ小一時間。170214♪
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東京グリーン交響楽団との初共演

去る6/24(土)@新宿文化センター/第29回みどり会主催グリーンコンサートは盛況の中無事終演、この数か月、メンバーとの練習中、アシスト指揮の立場では確認出来ない事を沢山発見出来た。
演奏は正にエキサイティングで、沢山の拍手喝采を頂戴する事が出来た。しかし…終演後の宴席、途轍もない満足感と疲労感を感じ、大変恥ずかしい事に舟を漕いでしまった事はご免なさい。…とまれ、いつの日かの彼らとの再共演を夢見、その日はとても深い眠りにき13時間睡眠…!

団員各位の熱演…筆舌に尽くし難く、練習~本番への進捗率は想像を絶するもので、やはりこの過程を真摯に実施する事は単純ながら難しく、それが出来ている時の喜びはステージでのみ実感出来るのでしょう。170628♪


第41回全国高等学校総合文化祭@岩沼

去る平成29年7月31日~8月4日宮城県は岩沼市民会館にて開催されたこの行事に東京都立富士中高管弦楽部は東京都代表として演奏披露の場を頂戴しました。
私は昨年度より彼らと演奏を共にして居り、その一途な演奏に対する態度には感銘を受けて来ました。
今回は部顧問教諭が指揮を執り、私は会場一番後ろで立ち見(多くの聴衆来場ゆえ)、彼らの立派なその演奏に感動し、復路4.5Hを満ち足りた気持ちでハンドル握りましたが、何という若い事の素晴らしさ…!
客観的に見る・聴く…これも大事かな、と。170808♪


茨城大学管弦楽団第43回定期演奏会へ向け…

今回の共演は3回目。
練習が夏季から開始され、学生諸君と共に構築して来た。
都内の自宅からハンドルを握り移動するハイウェイの車窓からは、季節の移ろいが目に入り、ちょっとした目の肥やしだが、冬季へと進むたびにその色彩は寂しくなって来る。

さて、では学生諸君は…?

都度実力と同窓生・一般・指導講師と言った方々のエキストラ賛助も味方に、全体での響き・うねり・強弱の表現等に著しい変化を伴ってオーケストラ自体が成長を遂げるのでこちらも熱気から熱狂へ気持は変化し、その対峙はオーケストラの色彩に途轍もないスパイスと成り、結果成長中だ。

年の瀬12月16日土曜日、水戸のステージは如何なる冬景色の色合いに溢れるだろう…? ♪171110


経験は活きるっ!

初めて固定給を頂けた仕事は大学院在籍時の中学校部活動指導。

次は大学院の二年次、プロオケのオーディションに合格し其処から足掛け6年、帰京と同時にフリーランス奏者として10年。
一念発起で会社員に転じるも予期せぬ挫折をし、タクシー運転手から様々な仕事を経、中学校・小学校・学習塾の非常勤講師をしつつアシスタント指揮者として演奏現場を踏んで来た。

都度、知らない事・初体験・喜び・落胆等々を感じ、
そして自問自答していた…「今がこの先にどう繋がる?この先どうなる?どうしたら上手くいく?」…と。

そして今思う…「この先が楽しみ。更なる意気込みに鼻息も荒い」
♪171205


アーモンドの花

過日。
知人との待ち合わせにもう少し時間が在ったので、ハンドル握り兵庫県は魚崎と言う場所で車を停め、海辺の散策…と、偶然にアーモンド並木を目にする事が出来た。

樹の皮目は桜のそれの様で、可憐な花は桜よりも大きく立派。

画像の説明ご覧あれ、心癒される色彩を。

♪180414


文化祭内演奏に向けて♪

4月新たに始まった都立富士中高管弦楽部も早いもので8月。
先月末酷暑を避けての合宿@苗場、を経て更に進化中。

常に若い演奏家の技術吸収率の高さと、その変幻自在な変わり様には驚嘆し、それは「初合奏がぎこちない」という意味で、”まるで青虫が変態を繰り返し美しい蝶へと姿を変える”が如く進化する。中高生諸君は白いキャンバス、更に進捗率が高く、たった3泊4日で響きは別の方向性を見せて来る。

画像の説明
9月9日(日)午前1000開場~1100開演
@都立富士中高体育館(東京メトロ中野富士見町駅徒歩5分)

歌劇「 泥棒かささぎ」序曲(中学生中心)/ロッシーニ
組曲 「仮面舞踏会」/ハチャトゥリアン
交響曲第6番「悲愴」作品74より第2・3楽章/チャイコフスキー

以上より各々抜粋で演奏、乞うご期待!
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基礎練習は大事♪

何事も基礎は大切…と言われるけれども、個人・パート・セクション等分奏よりも、きっと誰しも合奏の方が興味深いし楽しいだろう。

しかし…!

合奏の場に居るにはそれ以前に個人練習が不可欠で、個人練習には基礎練習=一見単純に見える「音階を基本とした上下進行・ロングトーン・分散和音等々が不可欠」であるし、楽曲練習の際もテンポ内ばかりで練習せず、落としたゆっくりの速度での練習や、一つ一つのモティ―フやパッセージを分解しての確認等、「やるべきことは山ほど在る」のだ、実に。

かと言って時間は限られているし、音楽演奏外の仕事の任あるいは学生・生徒等は演奏のほかにやるべき事を有しているので優先順位に迷うだろうが、結局のところ「頭を使い、少しでも多くの事を練習するしか無い」のでしょうな。時間ばかり使っても疲労するだけで、それほど効果は上がらないし、根性・気合いだけでも上達への道は遠くなるだけだ。
まあしかし、思い起こせば音大生時分、朝早く練習館入りし一日延べ7~8時間基礎練習に費やしたり、アムブシュア(唄口=マウスピースの唇へのあたりと構え方)の位置を変更するのに約一年を要したり、と実にスローペースで過ごし、ようやく変化が現れたのは3年次の後期辺りであったか…?当時は時間も在ったのだが、一見無駄とも思われる時間の遣い方も、長い目で見れば有効であったと感じるし、一言では語れない様だ。

少し脱線した。

とまれ、合奏時は周囲との合わせによって響きを作る事が目的だし、限られた時間内でそれを芸術的に輝かせなくてはならない。
「事前の入念な個人練習」と、その際「頭での考えた事を練習に活かす術」、とても重要な事だ。

芸術には、‶ 此処が最高!”という点が存在しないので、どこまでも精進するべきだと思う。♪181112


三度目も(‼)正直♪

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・・・と言うのは東京都立富士高校・附属中学校管弦楽部が第52回目を迎える事。

今から3年前、彼等と共演する事が決まりその記念すべき初回は半世紀目相当の通算第50回で在り、昨年第51回には「交響曲第9番 ホ短調 作品95 新世界より/ドヴォルジャーク」等を演奏、それは確かに次の半世紀への飛翔で在った。
そして今回、「交響曲第6番 ロ短調 作品74 悲愴/チャイコフスキー」と言う、若い諸君には難関ともいえるこの表現について、定期演奏会当日如何なる演奏に達するのだろう・・・?

彼等と練習を重ねる中、その進捗率について既に感心する次第、これはきっと必ず、と楽しみなのである。

♪190210


季節の旨い鍋~魚編♪

この季節は何と言っても鍋料理は外せない。
タラちり・寄せ鍋・鶏の水炊き等々、如何なる具材が好み?と問われれば種類は枚挙にいとまが無い。

さて、昨晩は「はたとはたはた鍋」と何だかややこしい物を味わったのだが、高級魚はたは小ぶり(あら、とも呼称)→う~ん又もややこしいのだが・・・所謂その、魚のアラ部分(頭・中及び腹骨等々)=\150、中型のはたはた8匹=¥180、をそれぞれ1パックずつ購入し、‶はた”はよく洗いさっと湯引いて鱗・雑味を落とし、‶はたはた”は塩水処理後良く洗い一晩寝かせ、野菜は白菜・長禰宜・大根等・・・そう、全て白を基調とし、先ず ‶はた” ~野菜~ ‶はたはた” ~野菜、〆は椿饂飩。

ゆずポン酢で口に運べば、もう言うまでも無く滋味溢れる冬の鍋で在った。
♪190218


とくしま夏の音楽祭2019 ♪

7/6(土)・7(日)徳島県で、邦楽・ジャズ・クラシックの演奏を主体とした音楽祭が開催される。
クラシック部門では幾つかの団体が演奏を披露するが、「ドラゴンボール」或は「オリエント急行殺人事件」等多くの作品を世に送り出し著名なサックス奏者・作曲家:住友紀人氏を音楽監督とする臨時編成のオーケストラが組まれ、その指揮を担当させて頂く。

練習は7/8・9& 22・23の一泊二日×2回。
既に先週末に前半を終え、タイトなスケデュールをこなしたが、
皆熱心であり、練習進捗率はとても高い。

邦楽とジャズは7/6(土)、この日は七夕…。
団体演奏は翌7(日)で、徳島文理大ウインドオーケストラ・徳島大交響楽団・徳島交響楽団・柾田真輝(Ob.)with住友紀人スペシャルユニット・我々は「とくしま夏の音楽祭キャンプ参加者オーケストラ」でスペシャルユニットのソロ・オーボエ:柾田真輝氏は、このオーケストラにも参加する才能豊かな若手。
私自身、とても楽しみな夏の音楽祭…♪190612

とくしま音楽祭でお会いしましょう!&show(): File not found: "auto-WEecpQ.②.jpg" at page "古莊の雑感";


パスタ料理 ♪

子供の時、その存在は「ミートソースとナポリタン」位であった。
学生と成った頃世の中はバブル景気、チェーン店「五右衛門」とか「イタリアン・トマト」、キャンパス直ぐ傍の「魔法使いの弟子(だったと記憶)」とか、日大芸術学部キャンパス前にも店名を失念したが、とても斬新で素敵な店が現れた。

今や、ウェブ検索でも本格的なレシピを参考に出来るし、映像でも入手可能だから便利だと思う。

さてとある日、「ニノ岡フーズ@御殿場」の上等なベィコンを頂戴したので「本格的(!)カルボナーラのレシピ」とやらを検索~調理したらとても旨かったので記してみる。

~一人前相当~
①パスタを一掴みの塩で茹でる間に、べィコンを弱火のフライパンで炒め脂をじっくり引き出す。
②ボウルで、卵黄×2・パルミジャーノレッジャーノ×大匙1・粒胡椒×小匙1・オリヴオイル小匙×1をよく撹拌する。
③茹で上がったパスタを①のフライパンに投入~②のボウルへと移し好く合わせ、茹で汁で塩加減を調整する。

胡椒を追加で多めに振ってみたが、シンプルにして薫り立つ好い味だった。矢張り、生クリームなんぞ入れず、炭(Carbone=カルボーネ)の薫り高いベィコン、そして卵黄で仕上げるのが旨い、そう思った。

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海鼠 ♪

「イシさん」YTによる教示で

今年初の海鼠、を仕込んでみた。

矢張りプロの技を盗むと、

素人の私でも満足行く仕上りだ。

200207 IMG_1069 海鼠

数日の間に味わいが変化する事だろう。

楽しみだ😃

塩を充て笊できちんと4〜5分、

滑りを落とすのがポイント👌

薄切り、とても旨い😋

♪200207


ホルン奏者時代の想い出① ♪

木管五重奏 The Quintett TOKYO 

~メンバー~略歴は現時点
Fl. 若松純子(フリーランス・ドルチェ楽器講師)
Ob.最上峰行(東京交響楽団)
Cl.大浦綾子(東京佼成ウインドオーケストラ)
Fg.井上俊次(読売日本交響楽団)


気の合う仲間が集結・練習重ねデビューを目指した。
私の身勝手な一般転職で解散となったが、
素晴らしい仲間との演奏で、更に磨かれた時期。

デビュー告知用録音
2003 The Quintett TOKYO 001


プロフィル用写真撮影@老舗天麩羅「浅草 大黒屋」
2003 The Quintett TOKYO 002

♪200220


子年の瀬に

新春、報道で感染症による社会情勢の危機を知り

世界中の人々が予想だにしない展開を経験した。

演奏現場から離れ、物想いに耽れば

それらは、浮んでは消え・去って行った。

音楽は時間の芸術、きっと人生もまた・・・

新しき丑年、費やした思考の時を糧に

さらに更に、邁進したい。

♪201202

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